発足と目的

 慶應義塾では、1998 年11 月1 日にハラスメント防止委員会とその事務室を開設し、活動を始めました。
 ハラスメント防止委員会は、塾長直属の組織であり、慶應義塾におけるハラスメント防止のための企画・連絡・調整・広報、およびハラスメント行為に関する相談・調査・調停・仲裁を行うことを目的としています。

構成員

  1. 担当常任理事
  2. 委員長
  3. 副委員長
  4. 地区相談員
  5. その他担当常任理事が必要と認めた者

委員の任期

 委員長、副委員長および地区相談員の任期は2年とされています。現在、第14期(2024年11月1日~2026年10月31日)の委員が活動しています。

中立性

 ハラスメント防止委員会は、どの学部・組織などにも所属せず、ハラスメント防止委員会担当の常任理事を介して、直接塾長につながっています。また、調査委員会が設置され、その対応や判断の際に、リーガル・アドバイザー(弁護士)や適切なカウンセリングのできる精神科医などにアドバイスを求めます。

機密保持

 ハラスメント防止委員会委員(相談員)は関係者のプライバシー保護を最優先し、業務上知りえた情報を絶対に他言しないという守秘義務をおっています。

地区相談員

 各キャンパスの相談員の所属や名前を公表しています。

広報活動

 ハラスメント防止委員会委員(相談員)は、他の機関が主催する講演会や研修会にも積極的に参加し、委員会の広報やハラスメント防止の啓発活動を行っています。

ポスター 現在も各キャンパスの随所に掲示されています。是非、探してみてください。
ガイドライン 1998年11月に「セクシュアル・ハラスメント防止のためのガイドライン」の全文を「塾内ニュース」に掲載し、全教職員に周知しました。
1999年3月には、「ハラスメント防止のためのガイドライン」のリーフレットを作成し、教職員に配付しました。
また、同年4月上旬には大学生、大学院生へ配付する履修関係資料にリーフレットを同封し、学生への周知を行いました。
同年秋には中学生・高校生用のリーフレットを作成し、一貫教育校(付属中・高等学校)の教職員、生徒にも配付しました。
2001年に一部改定を行い、以降、毎年3月にはリーフレット(改訂版)を作成し、教職員はじめ、学生、生徒に配付しています。
(2013年からは教職員、学生用は和英併用のパンフレットに改正)

講習会・研修会

 塾内の諸機関を対象とする様々なハラスメント防止に関わる講習会や研修会を行っています。講習会のご要望があれば事務室までお寄せください。

リーフレットを紛失したときは、ハラスメント防止委員会事務室へお問い合わせください。各キャンパスの 学生部、学生課、保健管理センターなどのカウンターにもおいています。